第4章 セクション15 Jekyll 3.10.0のドキュメントの生成
Jekyllの執筆時点の最新バージョンは4.4.1です。 インターネットでJekyllのドキュメントを探すと、最新バージョンがヒットし、3.10.0のドキュメントを手に入れることができません。
このセクションでは、GitHubのJekyllレポジトリをクローンして、バージョン3.10.0のドキュメントをブラウザで見る方法を説明します。
Jekyllレポジトリのクローン
すでにJekyll公式GitHubレポジトリからJekyllをクローンしていることと思います(セクション10)。 まだクローンしていない場合は、端末から次のコマンドを打ち込んでクローンしてください。
$ git clone git@github.com:jekyll/jekyll.git
バージョン3.10.0をチェックアウトする。
クローンしたばかりの作業ディレクトリは最新版の4.4.1のソースファイルになっています。
作業ディレクトリを3.10.0のソースに切り替えるには、Gitのcheckoutコマンドを使います。
Jekyllのローカル・レポジトリにカレントディレクトリを移動しておきます。
$ git checkout v3.10.0
これで、作業ディレクトリの内容がバージョン3.10.0に書き換わります。
detached HEADという警告が出ることがありますが、これはドキュメントを参照するだけであれば、問題ありません。bun
ドキュメントの生成
ドキュメントはdocsディレクトリに入っています。
docsディレクトリにカレントディレクトリを移動します。
そして、そのディレクトリでJekyllを使いビルドします。
$ bundle install
$ bundle exec jekyll serve
これで、ブラウザでlocalhost:4000にアクセスすると、バージョン3.10.0のドキュメントを見ることができます。
ポート番号の調整
自分がローカルでJekyllのソースを作成しているとき、そのサイトの確認でlocalhost:4000を使うと、Jekyllのドキュメントとポート番号が重なってしまいます。
それを避けるには、ドキュメントの方のポート番号を4001などに変更すると良いです。
$ bundle exec jekyll serve --port 4001
これで、両方でローカルのウェブを立ち上げても、ポート番号の競合はなく、両方の画面を見ることができます。